【ユニコーンS】クリーンスレイト連勝伸ばす!前走鮮やかな直線一気の末脚 陣営「能力がないとできない」

[ 2021年6月16日 05:30 ]

クリーンスレイト
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 関東馬で唯一、連勝で挑むのがクリーンスレイトだ。芝デビューから砂に転じ前々走で初勝利。昇級の前走は4カ月ぶりの実戦で11番人気と低評価だったが、鮮やかな直線一気を決めて快勝。池内助手も「展開に恵まれたのは確かですが、能力がないとできない勝ち方」と評価する。

 1分36秒4の勝ち時計は1勝クラスとしては水準以上。3、5着馬も既にクラスを卒業しており、レースレベルも決して低くない。久々を叩いて順当に良化ムード。同助手は「稽古を良く見せるタイプではないが、息遣いは今回の方が上。順調に攻め馬を消化できているし、前走と同じ舞台で走れるのもプラス」と意気込む。

 17年から日本に導入された米国産ディスクリートキャットの初年度産駒。ファーストシーズンの昨年は中央7勝をマークし新種牡馬ランキング6位。輸入種牡馬ではマクフィ(5位12勝)に次ぐ好成績を挙げた。同じ父で(外)として走ったエアハリファは、東京で15年根岸Sを制しており、日本の馬場への適応力も高い。「まだ緩さを残していて完成は先だが、未勝利の頃よりは力がついてきた。いい素材なので色気は持っています」。強烈な末脚を武器に、産駒同世代初の重賞Vを狙う。

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2021年6月16日のニュース