【シンザン記念】地力強化トーカイキング!西橋師へ有終V

[ 2021年1月8日 05:30 ]

坂路を単走で追い切るトーカイキング
Photo By 提供写真

 【東西ドキュメント・栗東=7日】西橋師は2月末で調教師生活にピリオドを打つ。94年に厩舎開業。99年桜花賞のプリモディーネでG1初制覇を飾った。「振り返れば、いろんな思い出がある。みんなに感謝」と言う西橋師に重賞Vのチャンス。シンザン記念のトーカイキングだ。兄ケントオーはJRA5勝を挙げ、16年中京記念3着の実績馬。「この血統には思い入れが強い。相手は強いが、ベストを尽くす」と気合十分だ。

 追い切りは坂路で単走。4F54秒9~1F12秒7を馬なりでマークした。「上がり重点で動きは良かった。使うごとに成長している」と好感触。鞍上の和田竜は母ポポチャンの産駒で5勝と、この血統と相性がいい。「前走で癖は知っているので乗り方は任せる。持ち味の先行力を生かせれば」と西橋師。初勝利に7戦を要したものの、着実に地力強化中。魅力的な伏兵に田村の気持ちは揺れる。

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2021年1月8日のニュース