【フェアリーS】ホウオウイクセル、動き軽快 2馬身突き放す加速力

[ 2021年1月8日 05:30 ]

坂路で追い切るホウオウイクセル(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 ホウオウイクセルは坂路で軽快な動きを披露した。デビューからコンビを組む丸田を背に、アヒージョケッパー(新馬)とチュイション(3歳未勝利)を3馬身追走してスタート。ラスト1Fで並びかけて素軽いフットワークで加速し、最後は僚馬を2馬身突き放した。4F53秒5~1F12秒2。見守った高柳瑞師は「思っていたより動きが良くて、先週より良かった。体重も変わりなく、前走時くらいの状態にある」と満足げだった。

 デビュー2戦ともに上がり3Fメンバー最速をマークした末脚自慢。前走の未勝利戦(福島芝1800メートル)は直線内からあっさり抜け出して快勝した。「しまいの脚を使えて、結果が出たのはよかった」と師。ここも武器の末脚にかける。

 テンハッピーローズを送り出す弟の高柳大師とは競馬場で会えば、お互いの馬についての会話で盛り上がるという。ただ、これまで重賞以外では22回も対戦しており、初の重賞対決にも「特別意識はない」。あくまで平常心で重賞初Vに挑む。

続きを表示

2021年1月8日のニュース