競輪トップレーサー・深谷 来年から静岡へ移籍 愛知支部所属に終止符「やりたいことは、ほぼできた」

[ 2020年11月13日 05:30 ]

愛知支部から静岡支部へ移籍することを発表した深谷
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 デビュー最速G1覇者(デビュー684日)で現在はナショナルチームでも活躍する深谷知広(30=愛知・96期)が12日、今年いっぱいをもって愛知支部所属に終止符を打ち、来年から静岡支部へ移籍することを自身のブログで発表した。

 「今まで仲間として走っていた選手たちと対戦することになり、敵として走っていた選手たちとラインを組んで走ることになる新しいチャレンジを楽しんで全力で頑張りたいと思います」と意気込みをつづった。ブログ内では師匠・金子貴志とのG1ワンツーや、金子のグランプリ制覇(13年)に触れ「私自身(愛知支部で)やりたいことは、ほぼできたと思っています」と記した。

 深谷は09年7月に豊橋でデビュー完全Vを達成。そこから無傷の18連勝でS級へ。11年6月には高松宮記念杯競輪をデビュー684日で制し、史上最速G1優勝の記録を塗り替え「平成の怪物」と呼ばれた。トップクラスの機動型の移籍は輪界の勢力図に大きな変化をもたらしそうだ。

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2020年11月13日のニュース