アーモンドアイJC参戦で対戦心待ち!デアリングタクト陣営「夢のよう」 コントレイル陣営「敬意を」

[ 2020年11月13日 05:30 ]

放牧から栗東トレセンに帰厩したコントレイル(撮影・坂田 高浩)
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 アーモンドアイがジャパンC(29日、東京)参戦を表明したことで、無敗3冠コントレイル、無敗牝馬3冠デアリングタクトとの「世紀の3強対決」が実現する。3冠馬3頭の中で、真っ先に出走を表明していたデアリングタクト陣営。杉山晴師は「アーモンドアイは間違いなく現役最強馬ですからね。そこにチャレンジできるのは、自分の中でも夢のようです。出る以上は勝つつもりで臨みたいですし、挑みたいと思います」と意欲満々のコメント。デアリングタクトは秋華賞のあと放牧を挟み、4日に帰厩。11日に坂路4F55秒6の初時計をマーク。「何よりデアリング自身がしっかり競馬で走れるように一日一日、丁寧に調整していきたい」。38歳の若きトレーナーは大一番を前にしても自然体だ。

 コントレイルの矢作師は「これだけのメンバーが集まるのは何十年に一度。競馬好きとしてはたまらない」と自身も“一競馬ファン”としてエキサイト。コントレイルは菊花賞後、放牧に出て12日に帰厩。元気いっぱいの姿を見届けて「体の張りは良かったし、ひと安心」とした。芝3000メートルを走り切った疲労が心配されていたが「筋肉系、脚元は大丈夫だったし、辞める理由が見つからなかったね」と“世紀の対決”参戦に一切の迷いはない。アーモンドアイの参戦を受けて「これで引退ということなので、最初で最後のチャンス。出てきてくれた陣営に敬意を表したいです。本当に楽しみでしかない」と語った。ファンだけではない。どの陣営も“世紀の対決”を心待ちにしている。

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