【東京新馬戦】モーリス産駒初Vへ!カランドゥーラ万全 古馬を相手に力強く併入

[ 2020年6月19日 05:30 ]

併せて坂路で追い切るカランドゥーラ(右)(撮影西川 祐介)
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 東京日曜5R新馬戦(芝1600メートル)に、関東の名門・藤沢和厩舎が送り込むのがカランドゥーラ(牡)。父は新種牡馬モーリス、祖母が名牝エアグルーヴという良血だ。17日の最終追いでは坂路で古馬3勝クラスのルヴォルグと併せ、力強い動きで併入した。「動きは良かったね。身のこなしがいいしフットワークも大きいので東京は合うと思う」と藤沢和師。初戦から態勢は整っている。

 兄姉2頭も同師が管理。ランフォザローゼスは東京で新馬勝ちして京成杯、青葉賞2着。レッドルレーヴは2戦目で勝ち上がり、フラワーC2着と好走した。共に早期から活躍したが「上2頭と比べても勝ち気な性格。仕上がりも早い」と弟に寄せる期待は大きい。既に18日に東京競馬場へ移動。現地でスクーリングを行い準備万端だ。

 モーリス産駒は先週までに10頭が中央デビューを果たしたが、2頭の2着が最高。一方、藤沢和師も2歳を2頭デビューさせたが、まだ勝利がない。父に種牡馬1勝を、そしてJRA通算1500勝を達成した師に今年の2歳初Vを贈ることができるか。良血の初戦に注目だ。

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2020年6月19日のニュース