【児島・ウエスタンヤング】大山千広 ヤング女子初V!堂々速攻決め王道の完勝劇

[ 2020年6月19日 05:30 ]

<児島>ウエスタンヤングの優勝トロフィーを手に笑顔の大山
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 児島ボートのG3「第7回ウエスタンヤング」は18日、12Rで優勝戦が行われた。インから堂々と逃げ切った大山千広(24=福岡)が、東西で争うイースタン&ウエスタンの両ヤングで女子初の優勝という快挙を成し遂げた。なお2着は石丸海渡、3着は仲谷颯仁。

 ヤングダービー前哨戦を圧勝した大山。レース後は「優勝戦はいつも通り緊張した。スタートがそろった時点で、あとは自分のターンをするだけと思っていた。ホッとしています」と誇らしげだった。

 ドリーム1号艇で臨んだ今大会は予選首位通過から準優、優勝戦と逃げ連発。最後までターン回りを仕上げ切れず「前検日が一番良かった」と苦笑いしたが、成績面ではシリーズの王道を歩む完勝劇だった。

 「最近のリズムは、正直良くない。でも、SGを走らせてもらって勉強になるし、モチベーションも上がっている。今の自分は課題しかない。上位とはターンのレベルが違う」

 ファンの期待は8月の多摩川レディースチャンピオンでの大会連覇、9月のびわこヤングダービーの優勝、そして女子初のグランプリ出場と大きい。大山は「期待は感じています」と気を引き締めていた。

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2020年6月19日のニュース