【米子S】スマイルカナ マイル&50キロで色気十分「状態はいい」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=18日】今年からサマーマイルシリーズ第1戦となった米子Sは、ウインズ米子の開設を記念して00年に創設されたレース。西日本のファンにはなじんだレースだが、浜田を含めた東日本のファンには縁が薄い。その証拠に関東馬の参戦は昨年までに28頭(関西馬は222頭)。創設年のトウカイダンディー3着が最高成績だ。関東所属騎手の参戦は、わずかに6例しかない。

 今年、美浦から果敢に挑戦するのが3歳牝馬スマイルカナ。桜花賞3着馬が50キロの軽量なのは魅力だ。浜田が高橋祥師に感触を問うと「状態はいい。オークス(16着)で距離の限界が分かったので、実績のあるマイルへ。やはり50キロはいいね」と色気十分だ。前走が420キロと小柄。「オークス後から見た目以上に体重が減っている。輸送もあるのでその点だけが気掛かり」。不安も口にしたが「ここで結果が出ればマイルシリーズを視野に入れたい。関屋記念(第3戦)なんかいいよね」と今後の青写真も描く。鞍上の柴田大と共に人馬初の“関東V”に期待したい。

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2020年6月19日のニュース