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【函館スプリントS】シヴァージ 闘志に火を!ラスト12秒6で藤岡佑期待「ピリッとしてくれたら」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

藤岡佑を背にWコースで追い切ったシヴァージ(撮影・千葉 茂)
Photo By スポニチ

 サマースプリントシリーズ開幕戦「第27回函館スプリントS」(21日、函館)の木曜追いが行われ、高松宮記念5着以来となるシヴァージは函館Wコース単走で5F67秒5~1F12秒6。直線強めに負荷をかけたこのひと追いでオフからオンへスイッチが入りそうだ。ダートから昨年暮れに芝に転じて5戦目。待望の重賞初制覇を目指す。

 秘めた闘志に火をつけるべく、ビシッと気合をつけた。シヴァージは藤岡佑を背にWコースへ。向正面から徐々にペースアップ。スムーズなコーナリングで直線に向くとゴーサインに応え、グンと加速していく。夜中に降った雨を吸い込んだやや重のウッドチップで5F67秒5、4F52秒3、力強いアクションでラスト1F12秒6だ。藤岡佑が感触を伝える。

 「厩舎サイドからは休み明けで少し足りないかもしれないし、しっかりやってほしい、とのことでした。ただ、ちょっと反応は鈍かったかな。このひと追いでピリッとしてくれたら」

 前走・高松宮記念5着後は放牧を挟み、約3カ月ぶりの競馬。確かに、まだ良化の余地を残す段階なのかもしれない。ただし、このレベルにしては…という前置きが必要。普段、栗東にいる際は坂路なら、その気になれば4F50秒台を叩き出す脚力の持ち主だ。藤岡佑は「坂路では怖いくらい動くんです。でも厩舎の方に聞くと下(栗東CWなど平地コース)だと今朝くらいの感じらしいです」と付け加えた。走り慣れた坂路との違いを考慮すれば十分、動けている。

 野中師が米国のセリで見た段階で芝適性を感じたファーストサムライ産駒。年を重ね体がしっかりして、昨秋オープン入りを決めたタイミングで満を持して初の芝起用となった。阪神C7着から淀短距離S4着、北九州短距離Sでオープン初勝利。続く高松宮記念は掲示板止まりとはいえ、重馬場でメンバー最速タイの上がり3F33秒1をマークするなど改めて能力を示した。5歳夏を迎え、ここから飛躍を期す存在。小林助手が仕上がり具合を伝える。

 「函館に来てすぐは環境が変わって不安に感じている様子だったけど、そこはだいぶ慣れてきました。今日追い切ったことでピリッとすると思いますよ」

 小回り自体は小倉でクリア。洋芝適性もあると見込んでの北上だ。ダートから芝に切り替え、新境地を切り開いた新星が初タイトル奪取のチャンスを迎えた。

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