【宝塚記念1週前追い】ブラスト 豪快デモ3馬身先着!大竹師も納得「長めからしっかり追ってもらった」

[ 2020年6月19日 05:30 ]

<宝塚記念1週前追い>豪快な動きを見せたブラストワンピース(撮影・西川祐介)
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 夏のグランプリ「第61回宝塚記念」(28日、阪神)の1週前追い切りが行われ、ファン投票10位のブラストワンピース(牡5=大竹)が美浦Wコースで豪快な走りを見せた。栗東から駆けつけた川田を背に、序盤はヒラボクハーツ(3歳未勝利)を5馬身追走。早めに僚馬に接近して4角で内に入って並びかけると、川田の手が動く。強めの鼓舞に力強い脚さばきで応え、ぐんぐん加速。6F79秒8~1F12秒0で3馬身先着した。見守った大竹師は「長めからしっかり追ってもらった。併せた馬が3歳未勝利馬だったので、騎手にプレッシャーをかけてもらって、騎手も声を出してしっかり追ってくれていた」と納得の表情。

 2週前追いでも迫力のある動きを披露した。師は「大阪杯の2週前はドタドタした感じだったけど、今回は2週前の時点でスムーズな動きだった」と話し、中間は前走以上。大阪杯はスタート後の位置取りと高速馬場に苦しみ7着に終わったが、「阪神2200メートルは最初の1コーナーまで距離があるので、リカバーも利くと思う。大阪杯は速い馬場になっていたが、今は梅雨時季で阪神最終週。うまく味方にできれば」と巻き返しに期待を寄せる。

 4日の美浦帰厩時の馬体重は自己最高の570キロ(前走時542キロ)だったが、17日の計測では565キロまで減量。師は「レースは輸送もある。体を絞れる余地はまだある」と心配していない。「グランプリホースとして恥ずかしくないレースを」。18年有馬記念優勝馬がグランプリ2勝目を狙う。

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2020年6月19日のニュース