【オークス】(12)マジックキャッスル 末脚生きる良馬場の府中ならあるぞ国枝マジック

[ 2020年5月24日 05:30 ]

<オークス>美浦トレセンで調教するマジックキャッスル(撮影・西川祐介)
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 朝から雨が降った土曜の美浦トレセン。先週のヴィクトリアマイルのアーモンドアイに続き、2週連続G1制覇を狙ってマジックキャッスルを送り出す国枝厩舎はこの日、その2頭を一緒に馬場入りさせた。偉大な先輩から、何かを吸収してほしいという陣営の意図が感じられる演出。アーモンドアイが角馬場を経由してダートコースに入ったのに対し、マジックキャッスルは角馬場で体をほぐしただけで引き揚げた。その意図を国枝師は「馬場が悪いので体をほぐした感じ。いいよ。問題ないよ」と説明した。

 前走・桜花賞は8番人気12着。それまでは4戦全連対と堅実さが売りだっただけに、この大敗は意外だった。師は「前走は重だったからね。馬場が悪くならなさそうなのはいい」と、決して力負けではなかったことを強調した。アーモンドアイ、アパパネの2頭の3冠牝馬でオークスは2勝している国枝厩舎。昨年も12番人気のカレンブーケドールで首差2着と、活躍が目立つG1だ。「(マジックキャッスルは)カレンとは違うタイプ。小柄な馬でピッチ走法なので、道悪はこなせると期待していましたが、馬場が合わなかった」と振り返った。

 東京コースに替わるのは好材料。2走前のクイーンCでは、メンバー最速の上がり3F33秒4の鋭脚を使って2着に食い込んでいる。「距離に関しては何とも言えないが、道中はじっとしてしまいを生かす競馬ができれば」と師。前走の敗戦で人気にはならなそう。今年も同厩舎が大穴を演出しても驚けない。

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