【ヴィクトリアM】キアラ2着「思い通り」 絶対女王に完敗も大きな自信

[ 2020年5月18日 05:30 ]

第15回ヴィクトリアマイル、価値ある2着となったサウンドキアラと松山弘平騎手
Photo By スポニチ

 4馬身差。サウンドキアラは完敗の2着だったが、手綱を取った松山に落胆の色はなかった。「スタートが良くて立ち回りも上手。大外枠だったけど取りたいポジションは取れた」。道中は好位3番手をキープ。直線半ばでアーモンドアイには並ぶ間もなくかわされたが、諦めることなく追った。粘るトロワゼトワルを捉え、ノームコアの猛追を振り切った。「思い描いていた通りのレース。最後まで集中力を切らさず走ってくれた」。悔いはない。松山はサバサバした口調で続けた。「相手は強かったけど、この馬も力をつけています」。敗れはしたが、今年に入って重賞3連勝のポテンシャルは十分に見せた。いずれG1に手が届く。陣営にとって大きな自信となる、価値ある銀メダルだった。

続きを表示

2020年5月18日のニュース