18歳・小林脩、母に届けた新人3人目JRA初勝利「とてもうれしい」

[ 2020年3月22日 05:30 ]

アイアムイチオシに乗り初勝利の小林脩斗 (撮影・西川祐介)
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 3月1日にデビューした小林脩斗(18)が中山2R・3歳未勝利戦(ダート1200メートル)をアイアムイチオシで制し、JRA初勝利を挙げた。デビュー20戦目。新人騎手では泉谷、秋山に続き3人目のV。2番手から直線で抜け出し、そのまま突き抜けた。小林脩は「ゴールの瞬間は必死に追っている感じでした。最後まで馬が頑張ってくれました」と笑顔を見せた。

 口取りでは昨年亡くなった母・優子さんの遺影を手に記念写真に納まり「父には競馬学校の受験からサポートしてもらい、母にもたくさんお世話になりました。初勝利を届けることができとてもうれしい」と喜びを口にすると、見守った元騎手の父・久晃助手は「自分の初勝利よりうれしい。妻が喜んでいると思う」と目頭を熱くした。

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