【サウジC】クリソベリル 世界砂王へ“加速”ラスト11秒9 スミヨン絶賛「かなり満足」

[ 2020年2月28日 05:30 ]

第1回サウジカップ制覇を狙うクリソベリル
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 29日と迫ったサウジアラビア国際競走。第1回サウジカップに出走するクリソベリル(牡4=音無)が27日、キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコースで追い切った。フランスの名手クリストフ・スミヨン(38)が駆けつけ、その走りに最上級の評価。6戦6勝、日本が誇るエースが世界の最強ダートホースに立ち向かう。この日、出走馬とゲート番も決まった。なお、日本での馬券発売はない。

 ひとときの初コンタクトで感じた極上の乗り味。弾丸日程でサウジを訪れたスミヨンがクリソベリルの背にいた。「馬の感触は非常にいい。大きなストライド。かなり満足している」。競馬場に滞在したのはわずか1時間ほど。世界を股にかける名手は相棒の状態を確認すると、すぐにフランスへと旅立った。

 輸送で馬体が20キロほど減ったことから、火曜に予定した最終追いは木曜にスライド。それでもダートコースをグングンと加速する姿は復調ムードを伝えていた。3Fを40秒、ラスト1Fは11秒9。スパッと切れた。音無師は「輸送直後はまずいなと思ったが、どんどん元気が出てきた。もう栗東と同じ雰囲気。馬体に張りが戻ってきた」と明るいトーンだ。

 海外メディアも注目する日本の大エース。前走・チャンピオンズCを堂々と勝ち切り、無敗の6戦6勝を決めた。初めて経験するサウジの砂にもスミヨンは不安なしの様子だ。「この馬場でも彼なら上手にハンドリングできる。内に米国の速い馬たちがいる。それを見ながら運べると思う」と話した。ゲートも10番と決まった。

 音無師は「事実上の世界一決定戦。今は馬を仕上げることしか頭にないが、勝てば天にも昇る気持ちになると思う」。ディープインパクト、アーモンドアイなど芝では世界の高い評価を得てきた日本馬。“メード・イン・ジャパン”のダートホースが世界をひっくり返してみせる。

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