【万哲の乱 特別編】5日京都11R 復活期すマルターズアポジーの絶好舞台

[ 2020年1月5日 08:00 ]

 京都11R・スポニチ賞京都金杯は◎マルターズアポジー。これまでの重賞3勝(16年福島記念、17年小倉大賞典と関屋記念)で全てわが本命に応えてくれた恩義もあって、全38戦中、27戦で◎を打って推奨してきた。ただ、実際に◎を打つのは昨年3月のダービー卿CT(14着)以来で5戦ぶり。当時は57キロの重ハンデに加え、エイシンティンクルが競り込んできたこともあって、前半3F33秒9のオーバーペースの逃げ。失速もやむを得なかった。重賞3勝の実績馬でG3を使おうと思えば「負担重量」との闘いを強いられ、といってG2やG1では力関係から苦戦を強いられてきた近況。G3&ハンデ戦では一時「58キロ」を背負ったことを考えれば、今回の56キロはありがたい。しかも、ここ2戦より明らかにメンバーが下がり、走り慣れたマイルで絶好の2番枠なら、アポジー本来の「逃げ」が狙える。年末12月31日の最終追いは、JRAVANの調教動画で何度も何度もチェックした。闘志を前面に出し、8歳を迎えたとはいえ、決して衰えていない。管理する堀井師は「前走のスワンS(11着)は見せ場はつくっていた。それに暮れの動きも良かった」と手応えを得ている。内有利の開幕週の絶好馬場を味方にできれば、大復活の激走があっていい。

 《もうひと押し》京都10R・門松Sは◎ベルクリア。近3走は結果が出ていないが、4走前のシドニーT(2着)だけ走れば勝負になる相手。絶好の最内1番枠で巧腕・福永のさばき頃。

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2020年1月5日のニュース