【有馬記念】サートゥル2着 スミヨンと冷静に“能力全開”

[ 2019年12月23日 05:30 ]

<有馬記念>2着に敗れたサートゥルナーリアと鞍上のスミヨン(撮影・村上 大輔)
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 3番人気の3歳馬サートゥルナーリアが2着に食い込んだ。レース前から興奮していた前走から一変。ゲート裏では輪乗りには参加せず、落ち着きを保ったままゲートイン。好発から道中はアーモンドアイをマークした。4角で外から捉えたが、先頭に立った直線半ば、さらに外から勝ち馬が飛んできた。最後は5馬身離されたが、実力は示した。

 2度目のコンビとなったスミヨンは「レースまでいかに冷静さを保てるかどうかが鍵だった。それは思い通りにいったが強いて言えばもう少し前で競馬したかった」と回顧。「初めて冷静な彼に乗ったので何とも言えないが距離的には2000メートルぐらいの方がいいのかも」と感触を伝えた。角居師は「勝った馬が強かった。力は出し切ったと思う」と勝者を称えた。“3歳の怪物”も今年のG1タイトルは皐月賞のみ。今後は放牧で英気を養い、反攻の20年に備える。

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2019年12月23日のニュース