騎乗停止始期が翌々節からに変更 来年度事業計画案

[ 2019年11月22日 05:30 ]

 JRAは21日、来年度の事業計画案を発表した。主な変更点は下記の通り。

 ◆騎乗停止処分の始期の変更 騎乗停止処分の始期を現行より1週繰り下げ、原則として翌々節から発効する=別図参照。

 ◆海外遠征協力金の交付 (1)交付対象競走(20年は凱旋門賞のみ)に出走するパート1のG1優勝馬(JRA所属馬のみ、2歳時の成績を除く)に500万円(出国後、馬体故障などやむを得ない事由により出走できなかった場合を含む)。(2)交付対象競走に出走し、同年のジャパンCまたは有馬記念に出走した馬に1000万円(出走取り消しおよび競走除外を含む)。例えばJRA・G1優勝馬が来年、凱旋門賞に出走後、帰国して同年の有馬記念に出走すると合計1500万円が交付される。

 ◆サマーシリーズ追加 リステッドの米子S(阪神芝1600メートル)をサマーマイルシリーズ対象競走に追加。

 ◆賞金アップ 短距離戦と大阪杯の充実を図るため高松宮記念、安田記念、スプリンターズS、マイルCSの賞金を1億1000万円から1億3000万円に。大阪杯は1億2000万円から1億3500万円にアップ。

 ◆地方競馬所属馬の出走機会拡大 特指に出走できる地方競馬所属馬について、現行の出走資格(JRA認定レース勝ち馬)に加え「収得賞金が2歳で150万円超、3歳で300万円超、4歳で500万円超の馬」を設ける。獲得賞金の高い馬が出走しやすくなる。特指に出走できる期間も3歳12月末日→4歳12月末日まで延長。

 ◆拍車の使用禁止 全ての競走で禁止に。

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2019年11月22日のニュース