名手デットーリの素顔 “兄弟”小島助手が明かす一番凄みを感じた瞬間

[ 2019年11月22日 05:30 ]

20日に再会を果たし、笑顔の小島良太助手(左)とデットーリ(本人提供)
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 小島太元調教師の次男・小島良太調教助手(48=和田勇)はデットーリと30年近く親交がある。互いを“兄弟”と呼び合う仲だからこそ知る、世界的名手の素顔を語った。

 まだ見習騎手だった彼が招待レースで来日した時が関係の始まり。お互い20歳ぐらいで年代が近く意気投合しました。自分は英語の専門学校生だったので、通訳のようなこともしました。当時は、まさか世界一になるとは思ってもみなかったですね。
 その後にフランスに遊びに行くと、わざわざホテルまで訪ねてきてくれたことも。本当に兄弟のような存在です。今回も日本に到着した20日に空港で会って騒ぎました。お互いに老けたなって話をすると“白髪を見ろ”って頭を見せてくるんです。“俺もあるぞ”って見せたんですけどね(笑い)。明るくて誰からも好かれる男です。

 最高の思い出は、父の管理馬イーグルカフェでジャパンCダート(02年)を勝ったこと。まさに神騎乗。自分が調教に乗っていた馬ですが、まさか勝つとは…。言葉では説明できないけれど、彼が乗ると本当に馬が動くんです。

 でも、一番凄みを感じたのは負けた時。あるレースで前が詰まって負けて、青い顔をして引き揚げてきたんです。普段は明るいけど、競馬に関しては真面目。その日は別れ際までずっと「本当にごめん」と反省していました。

 今週は土曜東京7Rで厩舎のインペリアルフィズに乗ってもらいます。調教の動きも良くなってきたし、とても楽しみです。

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