【京王杯2歳S】国分優グリットと“古巣”重賞Vを 火曜追いでラスト11秒8

[ 2019年10月30日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=29日】“火曜に追い切った”と聞くと驚くかもしれないが、吉田厩舎は土曜出走馬については基本的に火曜追い。京王杯2歳Sで小倉2歳Sに続く重賞2勝目を狙うマイネルグリットが坂路で追い切った。

 新馬戦、フェニックス賞に続き、自身3度目となる火曜追いとあって、もう慣れたもの。雨で水分をたっぷり含んだ馬場も何のその。真一文字に伸びて4F53秒3~1F11秒8を楽にマークした。岡崎は、またがっていた国分優の話に耳を傾けた。「軽く促すと、しっかり反応してくれた。この時期の2歳馬だけに、どう変わっているか心配だったが“こんなにいいんだ!”と思った。自信を持って挑める状態にある」

 前走・小倉2歳Sで初コンビ結成。中団からスムーズに馬群をさばいて誘導した。自身は15年函館スプリントS(ティーハーフ)以来、4年ぶりの重賞勝ちだった。今でこそ、栗東になじんでいる国分優だが、09年のデビューから2年間は美浦で雌伏の時を過ごした。茨城県の出身。東京競馬場で重賞を勝つことの意味は大きいはずだ。

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2019年10月30日のニュース