【みやこS】5歳トゥルース充実一途 ブリンカー効果テキ面

[ 2019年10月30日 05:30 ]

アナザートゥルース
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 京都日曜メイン・みやこSに関東馬アナザートゥルースが満を持して登場する。半兄に同厩舎でG1・3勝を挙げたサウンドトゥルー(父フレンチデピュティ=現在は船橋在籍)がいる良血馬。高木師は「暑さに強い方ではないので夏は休ませた」と休養理由を説明した。

 強力な末脚を武器にする兄とは違い、アイルハヴアナザー産駒の弟は粘り強い先行力が売りだ。「凄い血統ですね。兄同様で晩成タイプ」と師は分析。着実に力をつけ、5歳春となった今年4月のアンタレスSで念願の重賞初制覇を飾った。前走・平安Sは4着。「凄いメンバーが集まっていたことを考えれば内容は評価していい」。優勝したチュウワウィザードは続く交流G1・帝王賞2着、当時3着オメガパフュームは帝王賞V。この2頭はJBCクラシック(11月4日、浦和)で1、2番人気が確実でトゥルースの目下の充実ぶりが分かる。

 アンタレスSから着用した右側だけのブリンカー効果もテキ面。「一度使った方がいいタイプだが、本数はこなしているし、追うごとに良くなっている。どれだけやれるか楽しみ」と熱い期待を込める指揮官。重賞2勝目を果たせば、兄に続くG1舞台がはっきりと見えてくる。

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2019年10月30日のニュース