菜七子　新潟Wリーディングだ!土日16鞍で有力馬が“強力後押し”

　新潟のダブルリーディングが懸かる藤田菜七子（22）は、開催最終週の土日で計16鞍（土曜7鞍、日曜9鞍）に騎乗する。現在首位の新潟年間リーディングは18勝で2位戸崎、3位丸山に5勝差。戸崎は土日ともに東京で、丸山は土曜は新潟だが日曜は東京で騎乗となっており、年間トップの座はほぼ手中に収めた形だ。そして菜七子が「狙える位置にいるので意識してやりたい。土日でたくさん勝ちたい」としたのが、7勝でトップに立っている第3回新潟の開催リーディング。2位のルーキー・斎藤とはわずか1勝差だが、斎藤は日曜は京都で騎乗。土曜で大勢が決する可能性も十分にある。

　強気にダブルリーディング獲りを意識できるラインアップがそろった。土曜3Rは自身の手綱で前走2着だったエアコンヴィーナ（牝4＝大竹）に騎乗。「距離が1200メートルになるのはいいと思う。前回は凄く走ってくれたし、勝ちにいく競馬をしたい」とやる気十分だった。