【天皇賞・秋】まだまだ上昇!スティッフェリオもう一丁

[ 2019年10月25日 05:30 ]

厩舎周りで運動するスティッフェリオ
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 【G1ドキュメント・栗東=24日】天皇賞・秋に出走する関西馬は全て水曜に最終追い切りを済ませた。サートゥルナーリアは初コンタクトを取ったスミヨンと完璧と思える動きだった。女傑アーモンドアイと一騎打ちの様相がさらに強まったといえそうだが、新谷は何とか穴馬を探そうと必死。オールカマーを勝ったスティッフェリオが気になり、音無厩舎へ向かった。運動に向かう準備をしていた武田助手にタイミング良く遭遇し、取材を開始した。

 オールカマーはスイスイと逃げ切り、ダービー馬レイデオロ、国際G1馬ウインブライトを相手に完勝。武田助手が前走内容をこう振り返る。

 「鞍上がうまく乗ってくれました。目イチの仕上げではなかったけど強かった。力を付けていますね」

 前走後も栗東坂路で入念に調整を続ける。最終追い切りは坂路で僚馬アメリカズカップ(5歳オープン)と併せて力強く先着。「先週までは反応が重たかったけど、今週は良くなって調子は上がっています。しっかりとしたフォームで駆け上がって推進力が凄い」と上昇ぶりに目を細める。

 令和最初の天皇賞・秋はG1馬10頭が集結。同助手は苦笑いを浮かべながら「めちゃめちゃメンバー強いですよね。でもここでどんな競馬をしてくれるか楽しみです」と話した後に「穴党の皆さん、丸山に元気を分けてやってください」と“元気玉”の結集を呼びかけた。新谷も当日は東京競馬場に向かって最大限の元気を注入すると決めた。

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2019年10月25日のニュース