【秋華賞】“機は熟した”ノワールが波乱の使者

[ 2019年10月9日 05:30 ]

 【G1ドキュメント・栗東=8日】空模様は朝からぐずつき気味。週末は大型台風の接近も予想される。17年ぶりに桜花賞、オークス馬が不在の秋華賞。嵐の予感、波乱のにおいがプンプンと漂う。

 新谷の直感にヒットしたのはブランノワール。1週前の坂路で見せた抜群の動きが忘れられない。須貝厩舎へと自転車を走らせた。坂路を軽快に上がり、運動を終えたブランノワールが戻る。しっかりと張ったトモ(後肢)に波乱の使者となる資格を感じ取った。

 藤後助手が語り始めた。「前走はあんな勝ち方をしてくれて驚いた。成長を感じさせる強い内容だった」。メンバー最速の末脚(3F33秒6)で差し切った夕月特別。単勝1・8倍の断然人気に難なく応えた。「スタートが良くなってレースぶりが安定してきた。前走の感じなら2000メートルに延びてもこなしてくれそう」。1400メートル→1600メートル→1800メートルと段階を踏んで距離を延ばしてきた。おかげで馬も戸惑うことなく対応できた。

 姉ローブティサージュも須貝厩舎所属だった。12年阪神JFを快勝した実力馬だ。「姉は激しい気性だったようだが、この子はおとなしくて可愛らしい」と柔和な笑顔を見せた。そして「前走後もしっかりカイバを口にしている。馬体は同じくらいか少し減るかもしれないが、相変わらず具合はいい」と好調をアピールした。
 須貝厩舎でじっくりと鍛えられ、ここに来て2連勝。G1に挑むタイミングとしては、これ以上ない。今日の最終追い切り。どんな動きを見せるのだろうか。

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