【凱旋門賞】ブラスト、川田ハード調教「予定通り」

[ 2019年10月3日 05:30 ]

ロングヒルで追い切ったブラストワンピース(前)とフィエールマン
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 ブラストワンピースはバリーヒルからウォーレンヒルを経由してロングヒルに向かう連日のハード調教。フィエールマン相手に互角の動きで併入した。騎乗した川田は「予定通りに消化できた。競馬に向けてのスイッチが入り、気持ちの面は強くなっている。札幌記念もある程度は仕上がっていたが、やはりここに向けてのレース。今回の方がいい状態」と、前走からの上積みを強調した。

 大竹師も納得の表情。「予定通りのラップを刻んでの併入。動きに硬さもない。体重も前走(536キロ)より10キロ増くらい。フランスへの輸送でちょうど良くなりそう」と態勢は万全だ。

 あとはゲートインを待つのみ。父は欧州で活躍したハービンジャー。英国滞在も経験し、凱旋門賞3度目の騎乗となる川田は「ブラストのようなバランスで走る馬が、欧州の馬場には適応しやすいと思う。あとは乾いて少し硬い馬場の方がいい」と力を込めた。

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2019年10月3日のニュース