【新潟2歳S】西浦厩舎ゆかりの血統ウーマンズハート重賞V目指す

[ 2019年8月22日 11:32 ]

ウーマンズハートと深川助手
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 開門から20分がたって荒れ出した馬場を一切、苦にすることなくスイスイ駆け上がった。ウーマンズハート(牝2=西浦、父ハーツクライ)は21日、岸本助手を背に栗東坂路で単走。しまい気合をつけると、しっかり反応して4F53秒2~12秒1でゴールへ。担当スタッフの深川助手が好調をアピールする。

 「落ち着きがあるし、しっかりやれました。新馬戦を勝ったあとも特に傷みとか疲れはなく順調に来ています。いい雰囲気ですよ」

 トレセン18年目の深川助手は西浦厩舎ひと筋で日々、馬づくりに励んできた。かつて担当していたカワカミプリンセスは06年オークス&秋華賞2冠制覇を達成。「前世が恐竜じゃないかと思うくらい激しい気性。気で走っていましたよね。担当させてもらって自分の中で引き出しが増えました」と感謝する。GI2勝牝馬との出合い、積み重ねた経験は若きホースマンにとって財産になった。

 そんな深川助手はウーマンズハートの母系とつながりが深い。500万勝ちの母レディオブパーシャ、その半弟でオープン勝ちがあるサドンストーム、重賞ウイナーのティーハーフも担当。現在となりの馬房に入っている半兄デザートストームも自身の担当馬だ。

 「みんなピッチ走法でザ・千二って感じだけどウーマンズハートは走り方が違って、ゆったりしているんです。だから距離がもつんでしょうね。遅咲きの血統でも、みんな若い頃から走れるのは能力でカバーしているからだと思います」

 新潟マイルの新馬勝ちは中団からヨーイドンの追い比べでズドン。1頭だけ上がり3F33秒を切って32秒0とケタ違いの脚をくり出した。この夏、ティーハーフは函館スプリントS当週に左胸前の筋肉を痛めて無念の回避。叔父の分も…。バトンを受けた姪(めい)っ子が全力でターフを駆け抜ける。

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