【WASJ】菜七子 名伯楽からの“愛のムチ”に健闘誓う

[ 2019年8月22日 05:30 ]

1年ぶりに札幌競馬場で調教騎乗した菜七子
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 菜七子に名伯楽から愛のムチ!?「2019ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」(24、25日、札幌)に参戦する藤田菜七子(22)が騎乗馬抽選の行われた21日、1年ぶりに札幌競馬場で調教騎乗。G1・10勝を挙げた大久保洋吉元調教師(74)から激励を受けてシリーズの健闘を誓った。

 ジャンパー姿で札幌競馬場に現れた黒髪のジョッキーがとびっきり明るい笑みを浮かべている。憧れのシリーズに出場できる喜び、猛暑が続く美浦や新潟とは別世界のような秋の気配を含んだ風。「札幌はやっぱり涼しいですね。長袖を着てきて正解でした」と藤田は口元をほころばせたが、百万ドルの笑顔をつくった理由はそれだけではない。「腕を上げたな。随分上手になった」。テレビ東京の競馬番組収録で札幌を訪れていた“名伯楽”大久保洋吉元調教師に称賛の言葉を掛けられたのだ。

 「スタートもうまいし、いい位置でしっかり折り合いをつけている。騎乗経験を生かして、格段に進歩した」。吉田豊らの騎手と共に調教師4人を育てた大御所の言葉だけに説得力がある。「ただし…。ステッキの持ち替えをもっと勉強しなさい。そうすれば…」。信賞必罰を旨とする名伯楽ならではの指摘に「はい!」と、はじけるような笑顔で返事をした。

 札幌競馬場での調教騎乗は昨年8月22日以来、丸1年ぶり。4頭の調教を終えた藤田はWASJへの思いを改めて口にした。「私なんかが出ていいのかなと思うほどの素晴らしいステージ。毎年この時季は新潟で乗っているのでパトロールビデオで出場騎手の乗り方をチェックしてきました。凄く楽しみだし、今から緊張しています」。憧れのリサ・オールプレスとの再会、共演も実現する。「成長した姿を見せたい。またいろいろ教わりたい。騎乗技術はまだまだですが、スウェーデン(ウィメンジョッキーズW杯)の優勝が大きな自信になりました」

 札幌競馬場から10分歩けば海の幸の名所「札幌中央卸売場外市場」がある。「海の幸は好きか?」と名伯楽に問われた藤田。「大好きです!!忙しくて食べてる暇もありませんでしたが、(今回は)連れて行ってもらいます」。百万ドルの笑顔をつくった理由がもう一つあった。

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