【蒲郡・レディースC】大山G1初V 初出場で最年少女王

[ 2019年8月13日 05:30 ]

レディースチャンピオンでG1初制覇を果たした大山(中央)は福岡支部のメンバーに祝福される(撮影・森本幸一)
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 新女王の誕生だ。ボートレース蒲郡G1「レディースチャンピオン」の優勝戦が12日、12Rで行われた。インから力強く押し切った大山千広(23=福岡)がG1初制覇を飾った。今井との大接戦を制した大滝が2着、3着には今井が入線した。また、目標を大きく上回る約95億円を売り上げて、真夏の女王決定戦は大盛況で幕を閉じた。

 優勝戦も圧倒的な強さだった。大山のスタートはコンマ01、「1回放ったけどキワかなと思って行った」。まさに一世一代のスリットだ。超抜級のパワーを発揮して、豪快に先マイ。1Mを先取りすると、食い下がる今井を退けグイグイ伸び後続を突き放して、Vゴールを駆け抜けた。

 大山がレディースチャンピオン初出場で初優勝の快挙を達成だ。加えて98年に本部めぐみ(旧姓西村)がつくった24歳3カ月での大会最年少Vの記録を塗り替えて、平成から令和時代への幕開けともなるレースとなった。

 「3日目に連勝した時から優勝は意識していました。少し緊張して思ったようにハンドルが入らなかったけど、1周2Mに入って後ろを確認したときに、(優勝を)確信しました」

 この大一番でも実に堂々とした立ち居振る舞いで最後まで人気に応えた。2日目以降からはトップスタートを連発。最後まで攻める姿勢は崩さずに、勝ち取った栄冠は成績以上に内容が光ったシリーズとなった。

 この優勝により、SGクラシック(20年3月、平和島)の出場権も獲得した。

 「これを勝てたらクラシックに行けると思っていたので、最初からそこは意識していました」

 常に先を見据えての走りが結果につながった。新時代の“ニュースター”大山からしてみれば、レディースチャンピオンの冠も通過点の一つなのかもしれない。目指すところはボートレース界の頂点だ。

 次なる目標はSGメモリアル(27日、大村)だ。

 「SGはいつも勉強するつもりで行っている。ただ、その中でも活躍できるようにもっともっと自分の実力を底上げしていきたい」

 あくなき探究心は止まらず、凄い速度で進化している。伸び盛りの新女王が、今度はボート界の最高峰で旋風を起こす。

 ◆大山 千広(おおやま・ちひろ)1996年(平8)2月5日生まれ、福岡県出身の23歳。15年5月、福岡でデビューの福岡支部116期。初優勝は17年9月の福岡Aレディースで今回が7回目。19年5月の福岡オールスターでSGデビュー。母は昨年引退した大山博美。1メートル61、48キロ。血液型O。

 ≪大山次走は若松一般戦≫優勝した大山千広の次走は16日からの若松一般戦。池永太、篠崎仁志、小野生奈らと優勝を争う。田口節子、松本晶恵は22日からの津G3オールレディース。長嶋万記、平高奈菜、樋口由加里らが相手。今井美亜、遠藤エミは16日からの尼崎G3オールレディース。日高逸子、原田佑実、守屋美穂らが参戦。大滝明日香は22日からの宮島一般戦。渡辺浩司、和田兼輔、羽野直也らとVを争う。

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