種牡馬ディープも超一流 世界一の種付け料4000万円

[ 2019年7月31日 05:30 ]

ディープインパクト死す

06年の天皇賞・春、飛ぶように走ったディープインパクト
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 ディープインパクトは種牡馬としても超一流だった。10年12月にデビューした初年度産駒のマルセリーナがいきなり11年桜花賞を制覇。翌12年にはジェンティルドンナが3歳牝馬3冠を達成した。以降、中央競馬では先週までに1241頭が延べ1万5119回出走。1941勝を挙げ産駒の獲得賞金は515億2608万7000円でともに歴代2位。昨年まで7年連続で種牡馬リーディングを獲得し、同馬の現役時代の獲得賞金と合わせると約530億円となる。

 さらに、09年にいきなり日本No・1の1200万円でスタートした種付け料は年々上昇。世界一高額の4000万円となり、年間200頭(約80億円)が種付けされている。今年のセレクトセールでも1歳(3億6000万円)、当歳(4億7000万円)ともにディープ産駒が最高値で取引された。これまで同セールでディープ産駒は361頭が取引され、落札額は約333億円。関連グッズなどさまざまな経済波及効果も含めると、ディープインパクトが稼ぎ出した額は1500億を軽く超えると推測される。

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2019年7月31日のニュース