競馬関係者からディープ追悼「涙止まらない」「感謝」…

[ 2019年7月31日 05:30 ]

ディープインパクト死す

05年のダービーを圧倒的な強さで制したディープインパクト
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 ▼金子真人氏(ディープインパクトのオーナー、金子真人ホールディングス株式会社代表取締役)無敗の3冠をあっさり成し遂げてくれたことにはとても感動しましたし、感謝しています。最も感動したのは凱旋門賞で負けて帰国した直後にジャパンC、有馬記念を連勝してくれたことです。その直後、あまり前例のない4歳での種牡馬入り後も大成功してくれました。マカヒキとワグネリアンの2頭のダービー馬も私にプレゼントしてくれました。突然の訃報に涙が止まりません。心から冥福を祈ります。

 ▼北島三郎(歌手でキタサンブラックなどのオーナー)競走馬としてはもちろん、種牡馬としても世界に誇る偉大な名馬でした。生きとし生けるもの…いつかお別れする時が訪れるものですが寂しいです。どうぞ安らかに。

 ▼里見治氏(ディープインパクト産駒でG1・4勝、セガサミーホールディングス代表取締役会長CEO)とても残念で仕方ない。ディープインパクトがいたから日本の競馬が世界から注目されるようになったし、競馬界が大きくなった。本当にディープインパクトには感謝の気持ちしかない。サトノダイヤモンド、サトノアレス、サトノアラジンがG1を勝ってくれた。サトノダイヤモンドは今年140頭ほど種付けをしたので、ディープの後継に少しでも役に立てればいいと思っている。

 ▼吉田勝己氏(生産者ノーザンファーム代表)ノーザンファームの過去の生産馬の中でも間違いなく最高の競走馬でした。種牡馬としても大成功していただけに本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします。

 ▼池江泰寿調教師(ディープインパクト産駒でG1・7勝)突然の訃報に驚いています。競走馬と種牡馬の両方で超一流の成績を残すのは世界的に見てもまれなこと。日本競馬史上、最高の馬だったと思います。以前からディープの子供で凱旋門賞を勝ちたいと思っているが、まだそれがかなえられていない。残り少ない産駒で実現したいですね。こんなに早く亡くなるのは残念としか言いようがない。安らかに眠ってください。
 

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2019年7月31日のニュース