【園田】吉村 ファイナルS連勝でJCS大逆転総合V!

[ 2019年6月21日 05:30 ]

逆転でワールドオールスタージョッキーズ切符をつかんだ吉村智洋
Photo By 提供写真

 「2019地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ(JCS)」ファイナルステージが園田10、12Rで行われ、連勝した地元兵庫の吉村智洋(34)が大逆転で総合優勝。国際騎手招待「ワールドオールスタージョッキーズ」(8月24、25日、JRA札幌)の地方代表候補に選定された。2位の永森大智(32=高知)が補欠候補に。3位は森泰斗(38=船橋)だった。

 ファーストステージ(2日、盛岡)を終え、首位永森(36点)と31点差の11位で地元ファイナル(参加12人)に挑んだ吉村。18年全国リーディング(296勝)の意地が爆発した。第1戦を6番人気リュウチャンで制すと、第2戦は1番人気ロジキャロルで鮮やかに逃げ切りV。60点を加算し通算65点。大浮上で地方No・1の座を射止めた。「いつも通り、しっかりスタートを決め、最後はしっかり追う自分のスタイルを貫けた。3角辺りではいけると思った」と吉村。昨年は兵庫県競馬の年間最多勝記録を更新。今年は兵庫ダービー初制覇と波に乗りまくるエースは「いいことばかりだが、これからも初心を忘れずに臨みたい」。今夏の“世界制圧”へ向け、目を輝かせた。

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2019年6月21日のニュース