【宝塚記念】6歳マカヒキ 復活勝利必ず「雰囲気ある」

[ 2019年6月21日 05:30 ]

<宝塚記念>厩舎周りで運動するマカヒキ(撮影・平嶋 理子)
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 復活を期すのがエタリオウと同じ友道厩舎の16年ダービー馬マカヒキ。同年ニエル賞から勝ちがなく、勝てば約2年9カ月ぶりの美酒。ダービー馬の復活劇としては、グレード制導入の84年以降ではエイシンフラッシュの約2年5カ月(10年ダービー→12年天皇賞・秋)を更新する、最長ブランク勝利となる。大江助手は「少しのんびりする面が出ているので(昨年9月から)ずっと在厩で調整している。適度な緊張感がある方が合っていると思う」と説明した。

 前走・大阪杯(4着)には復活の兆しがあった。「最後は脚を使ったし進路がはっきりすればもっと際どかった」と同助手。好内容の前走に加え、中間の調整ぶりにも納得の様子で「前回も本当に状態が良かったけど今回はもう一つ上を出せそうな雰囲気がある」と明るい。5歳世代のクラシックウイナーたちに注目が集まる今年の宝塚記念。6歳のダービー馬が静かに機をうかがっている。

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2019年6月21日のニュース