【日本ダービー】サートゥル4着 2冠ならず…凱旋門も断念

[ 2019年5月27日 05:30 ]

スタート直後、ゲート内で立ち上がる1番人気のサートゥルナーリア(撮影・田中 和也)
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 単勝1・6倍。ディープインパクト以来14年ぶり史上7頭目となる無敗2冠を狙ったサートゥルナーリアは直線でもがいた。スタートでまさかの出遅れ。大外を回って後方から追い上げたが4着に終わった。

 「返し馬では馬の状態は素晴らしいと感じていたが、ゲート前に連れてきてから時間がたつにつれてテンションが上がってしまった。ゲートが開くタイミングも馬が集中し切れていなかった」とレーン。11万を超える大観衆の目の前でのスタート。65年ぶりのテン乗り(初騎乗)Vを目指した豪州の天才がまたがった断然人気の皐月賞馬は平静を失った。

 跳び上がるようにゲートを出ると、道中は中団の後ろ。「位置が思っていたより後ろになってしまい、その分、早めに動かなければならなくなった」。4角で大外から進出。前を射程圏に捉えたが、「先に脚を使った分、最後に伸び切れなかった」。2番手から抜けだした僚馬ロジャーバローズ、さらには皐月賞で下したダノンキングリー、ヴェロックスにも先着を許す結果に、角居師は「大事な馬を任せていただいているのに申し訳ない。とても残念」とうなだれた。

 馬主・キャロットファームの秋田博章代表は「出遅れて外を回ったからか、距離が長かったからなのか、敗因はまだ分からない」と厳しい表情。登録を済ませている凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン)について問われると、「今回の結果を受けて、現状では3歳の秋に海外遠征することはできない」と今秋の仏遠征を断念する意向を明かした。初黒星を喫した天才。まずは国内で再び輝きを取り戻す。

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