【新潟5R】ルメール JRA1000勝!史上最少騎乗回数で達成

[ 2019年4月30日 05:30 ]

<新潟5R>エクセランフィーユでレースを制しJRA通算1000勝を達成したC・ルメール騎手は笑顔でポーズをとる(中央手前)(撮影・郡司 修)
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 クリストフ・ルメール(39)が新潟5Rをエクセランフィーユ(牝3=木村)で勝ち、史上34人目、現役17人目となるJRA通算1000勝を達成した。外国人騎手としては初めて。「記録が近づいてから少し時間がかかったが安心した」と笑顔を見せた。

 移籍5年目。5122戦目での到達は野平祐二元騎手の5209戦を上回る、史上最少騎乗回数での達成。武豊ですら5585戦目だった。天皇賞・春をフィエールマンで制したばかり。国内外、今年すでにG1・4勝の絶好調男はゴールの瞬間、右の拳を2度、ギュッと握って歓喜のガッツポーズを決めた。お立ち台では同僚に囲まれ「毎週一緒に戦っている仲間が祝福してくれることが一番うれしい」と目尻を下げた。

 今でも週に1回、家庭教師のもとで2時間の日本語レッスンに励む。「日本に来るのが夢だった。17年前に短期免許で日本に来て、とてもうれしかった。4年前から日本に住み、1000勝できて感謝している」。日本食にもすっかり慣れた。どうしても無理な納豆を除けば何でもぺろりだ。

 NHKマイルCには桜花賞馬グランアレグリアで挑む。「どのレースも全てが目標」。平成最後を大台到達で締めくくった。令和の時代も競馬界の中心はルメールだ。

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