【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】20日福島8R ひと叩きで急上昇したハウナニが適条件で2勝目

[ 2019年4月20日 08:00 ]

 春のG1シリーズがひと休みの今週だが、水曜に大きなニュースが3つも飛び込んできた。アーモンドアイ陣営が凱旋門賞への挑戦断念を表明。海外からは名牝ヒシアマゾンの衰弱死、そして国内では次週の天皇賞・春で主役を務めるはずだったシャケトラの安楽死という悲報が…。競走馬にアクシデントはつきものだが、こうしたショッキングなニュースは、できれば聞きたくないもの。これまでの頑張りに敬意を表し、冥福を祈るしかない。

 東京開幕となる本日、当欄で取り上げるのは福島8R。美しい白毛の◎ハウナニに2勝目のチャンス到来とみた。母ユキチャンは砂路線で大活躍したが、この馬は唯一ダートを使われた3走前が10着大敗。現状、芝の方が持ち味を出せるのは間違いない。9着に終わった中京の前走は、休み明けに加えて荒れ馬場(発表は稍重)の芝1400メートルという条件が合わなかった印象。中山芝1200メートルで0秒3差の4着まで差し込んだ2走前は中身が濃く、コース形態が似ている今回の福島芝1200メートルは合っている公算が大。追い切り快走で状態面の上積みも大きく、もまれない外枠も好材料。V条件が整っている。

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2019年4月20日のニュース