【万哲の乱 特別編】20日京都11R 開幕週でこそのキアロスクーロの切れ

[ 2019年4月20日 08:00 ]

 京都11R・彦根Sは3枠の2頭が人気か?前走・逃げ切り圧勝のエンゲルヘンには内&前有利の「開幕週馬場」の恩恵があり、これを好位から差す実績上位馬のレッドアンシェルが肉薄(差し切る?)する図式。ただし、前有利の騎手心理は開幕週だけにより明白だろう。そう簡単に「前の組」で決まってしまうのか?

 ◎キアロスクーロは開幕週には不向き?の差し馬だが、自慢の切れ味を生かすには芝の生えそろった開幕週が合っている。2走前のトリトンS(8着)も前走・淀屋橋S(3着)も敗れはしたが、上がり3F33秒1はメンバー中最速だった。少しでも前が飛ばしてくれるようなら、瞬発力が生きる馬場を味方に浮上。

 《もうひと押し》東京10R・府中Sは◎ダノンキングダム。2月の東京開催の傾向を考えれば、東京芝はおそらく好時計が出る高速馬場。昨年6月東京の稲村ケ崎特別(2着)で記録した「1分58秒1」の持ち時計は光っているし、逃げ粘った前走・アメジストS(2着)の「1分58秒5」も厳寒期としては上々。ここなら、スピードの絶対値が違う。

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2019年4月20日のニュース