【皐月賞】3番人気ダノンキングリー3着 戸崎「上位2頭に一瞬近づいたけれど」

[ 2019年4月14日 17:37 ]

<11R 皐月賞>ゴール前、(奥から)ダノンキングリー、ヴェロックスとの競り合いを制して1着でゴールするサートゥルナーリア(撮影・沢田 明徳)
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  関東の総大将として、3番人気ダノンキングリーは懸命に力を振り絞った。好位4番手インでジッと折り合い、直線は迷いなく最内へ。先頭に出る勢いだったが、最後の最後に関西馬2頭(サートゥルナーリア、ヴェロックス)に屈して頭+鼻差の3着惜敗。4戦目で初めて土がついた。

 昨年(エポカドーロ)に続く皐月賞連覇が夢と消えた戸崎は「調子も良く、道中もスムーズ。一生懸命になりやすい馬だけど、きょうは我慢も利いていた。上位2頭に一瞬近づいたけれど…」と唇をかんだ。

 一方で、萩原師は「(直線は)脚を使っているし、イメージした感じの競馬でした」と振り返った。初めての2000メートルにも機敏に対応した。指揮官は「放牧を挟むか含め、次走はオーナーと相談してになりますがダービー(5月26日、東京)に行くことになると思う」と09年ロジユニヴァース以来のダービー制覇を見据え、逆襲を示唆した。舞台の東京は前走・共同通信杯(1着)で3F32秒9の鬼脚を駆使したベスト舞台。逆転戴冠あるのみだ。

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2019年4月14日のニュース