大けがから復帰の吉田豊が491日ぶりV!ファンが祝福「うれしい」

[ 2019年4月14日 14:39 ]

<中8R・袖ケ浦特別>1着のハーグリーブスと491日ぶりに勝利を挙げた吉田豊騎手(左から2人目)(撮影・西川祐介)
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 17年12月9日の中山競馬で落馬負傷し、頸椎(けいつい)骨折で長期戦列を離れていた吉田豊(43)が14日、中山競馬8R「袖ケ浦特別」(芝1200メートル)でハーグリーブス(牡4=尾関)に騎乗し、今年3月2日に復帰後、40戦目で初勝利をあげた。

 スタートでやや遅れたが、すぐに挽回し中団後ろのポジションを確保。直線では外から力強く伸びて、後続の追い上げを振り切った。

 17年12月9日の中山3R・未勝利戦(ジョブックコメン)以来実に491日ぶりの勝利。ウィナーズサークルではファンから温かい拍手。「おめでとう」「おかえり」の声には、満面の笑みで応えた。検量室前では尾形充弘元調教師にハグで迎えられた。

 報道陣に囲まれると「うれしいです」と第一声。「この馬にはけがをする前から乗せていただいていた。馬もけがで順調にレースを使えていなかった。人馬ともに良かったです」と白い歯を見せた。ファンからの歓声には「休みが長かったですから…。とてもありがたいですね」と感謝していた。

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2019年4月14日のニュース