【神戸新聞杯】完勝ワグネリアン 次走は天皇賞・秋

[ 2018年9月23日 18:45 ]

阪神競馬場の菊花賞トライアル・第66回神戸新聞杯(芝2400メートル)は、ダービー馬ワグネリアンが力量通りの走りで快勝。主戦福永祐一の負傷による不在の鞍上を預かった藤岡康太(29)が華麗な騎乗で大役を果たし、大事な秋の始動戦で最高のスタートを切った。2着のエタリオウ、3着のメイショウテッコンまでに菊花賞の優先出走権が与えられた。

 レースでは藤岡康は小細工なしにパートナーの能力を信じた。「折り合い面だけ気をつけました」と鞍上。レースが動いたのは3角手前。内のゴーフォザサミットがスパートをかけると、外から併せるようにジワッと加速。馬場の真ん中に持ち出し、左ムチが入ると馬体を沈ませエンジン点火。逃げ粘るメイショウテッコンをラスト50メートルでとらえると、外を追い上げたエタリオウの強襲を半馬身しりぞけた。

 今後の路線を決める大事な前哨戦で最高のスタートを切った。今後は予定通り、主戦の福永に手を戻し天皇賞・秋(10月28日、東京)へ向かう。

続きを表示

2018年9月23日のニュース