【福島新馬戦】“1150はエスポ”新格言誕生か ジョウラン期待

[ 2018年7月12日 05:30 ]

 【東西ドキュメント=美浦・11日】福島の新馬戦は荒れ相場。先週までの7鞍で1番人気は全敗、3連単67万馬券も飛び出している。だからだろうか、今週スタンバイの各陣営はそれぞれ色気を持っている様子だ。

 その中で岡本のイチ推しは土曜6R(ダート1150メートル)のジョウラン。追い切りは坂路で4F54秒0〜1F13秒0。馬なりで併走馬に楽々先着した。ダートG1・9勝の父エスポワールシチーは現2歳が2世代目。黒岩師は「短距離っていうイメージはあまりなかったけど、やっぱりスピードがあるね」と話す。開幕週の1150メートル戦を勝ったホールドユアハンドも同産駒。「ジョウランが勝てば“1150はエスポ”の格言ができますね」と水を向けると「2頭じゃサンプル少な過ぎでしょ!」と軽くいなされたが「トモ(後肢)に緩さが残る現状でも時計的には動けている。一本調子じゃないし、スタートも大丈夫」と手応えは十分。新格言誕生か、注目だ。

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2018年7月12日のニュース