的場、左足20針縫う 落馬負傷で8日間安静の診断

[ 2018年6月17日 05:30 ]

的場文男
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 TCK(大井競馬場)は16日、川崎競馬最終日(15日)の2R(シナノボタン)で落馬し、後続馬に左足を踏まれて負傷した的場文男(61=大井)の診断内容を発表した。下腿挫創のため、救急搬送された川崎市内の病院で患部を20針縫い、8日間の安静が必要と診断された。入院はせず自宅で療養する。

 落馬直後は左すねの皮膚がえぐれ、患部からは骨も見えていた。「骨折はしていない」と的場は話したが、その通りに骨に異常がなかったことは不幸中の幸いだった。

 的場は地方通算勝利数の新記録(7152勝)にあと9勝と迫っているが、次の船橋開催(18〜22日)は無理せず療養に専念。的場は「記録は焦らなくても達成できるが、流れを止めたくない。できれば次の大井(25〜29日)で数は少なくても騎乗したい」と話し、早期復帰に前向き。佐々木竹見氏超えに挑むのは7月のTCK開催(9〜13日)以降になるとみられる。

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2018年6月17日のニュース