【フローラS】ワルキューレ、絶好12秒6 悪馬場でも軽々

[ 2018年4月19日 05:30 ]

坂路で追い切られたサトノワルキューレ
Photo By 提供写真

 軽々と好時計をマークした。この日は前夜からの雨が影響して、通常よりも1秒前後は時計がかかるコンディション。そんな中、サトノワルキューレは4F53秒2〜1F12秒6を余裕残しで刻んだのだから、出来の良さは言うまでもない。辻野助手も「体はできているし、輸送を考慮してやったんですけどね」とうれしい誤算に笑みを浮かべる。

 昨秋のデビューから、オークスだけを見据えたローテーションを組まれた。前走2400メートルのゆきやなぎ賞で牡馬を撃破。今回は400メートルの距離短縮だけに、「うまく流れに乗れるかどうか」と課題を挙げるが、逆にプラス材料もある。

 「輸送は大丈夫そうなタイプだし、東京の長い直線でバテない強みを生かしたいですね」

 母は南アフリカでG12勝という異色の血統馬で、まさに未知の魅力がたっぷり。重賞初挑戦初制覇を手土産に、アーモンドアイに挑戦状を突きつけるか。

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2018年4月19日のニュース