【フローラS】大人ベルローズ、「心」化証明 切符獲り手応え

[ 2018年4月19日 05:30 ]

三浦を背に併せで追い切るレッドベルローズ(手前)
Photo By スポニチ

 オークストライアル「第53回フローラS」(2着までに優先出走権)にはディープインパクト産駒が6頭スタンバイ。その1頭がレッドベルローズだ。デビュー2戦目のフェアリーSで3着に好走した素質馬は、精神面がひと回り成長。Wコースでの追い切りも古馬相手に互角の動きを見せ、樫切符獲得への態勢を整えた。

 牡牝ともクラシック初戦を新種牡馬に奪われた王者ディープインパクト。樫の舞台での逆襲に向け、フローラSには抽選対象を含め6頭が出走を予定している。北米2歳女王フォーンチャッターを3代母に持つ良血馬レッドベルローズは注目の1頭だ。

 追い切りはWコースでサンティール(4歳1600万)を相手に先行。直線でいったん馬体を並べたところからグイッとひと伸びし、5F68秒2〜1F13秒0で併入した。稽古駆けする古馬相手の好内容に鹿戸師は「走る馬と遜色ない動きで反応も良かった。体調がいい」と満足げ。初コンビとなる三浦も「いい追い切りができた」と納得の表情を浮かべた。

 デビュー戦を抜群の末脚で差し切ると続くフェアリーSもいきなりの重賞挑戦で3着と好走し、素質の高さを示した。クイーンCこそ10着と崩れたが、師は「スタートが駄目で、不利も重なった」と度外視可能との見立て。自己条件の前走・ミモザ賞は快勝で1番人気に応えた。

 ミモザ賞は貴重な2勝目を挙げただけでなく、収穫も大きい一戦だった。それまではスタートひと息で後方からの競馬を強いられていたが、スタートを決めて好位から危なげない勝ちっぷり。師は「レース当日にテンションが上がるが、前走は装鞍所まではおとなしく歩けるようになっていた。少しずつ競馬を分かってきているのか」と成長を感じ取っている。

 出走確定の2勝馬では唯一、2000メートルで勝っているのも大きな強み。オークス切符は昨年までの3枚から2枚に減ったが、師は「前走の競馬ができればというめどは立った」と手応え十分。11年にバウンシーチューンで勝っている三浦も「東京2000メートルなので最初のコーナーが鍵。うまくゲートを出てリズム良く運べれば」と“狭き門”突破に意欲的だった。

続きを表示

「砂の王者決定戦 フェブラリーS」特集記事

「小倉大賞典(G3)」特集記事

2018年4月19日のニュース