【フローラＳ】内田期待のウスベニノキミ

　【東西ドキュメント・栗東＝１８日】朝一番の調教を見届けた寺下がスタンド１階の騎手控室に入ると、内田がいた。美浦所属ながら最近はよく栗東に駆け付けている。「池添とチェンジやね」。美浦を拠点に活動中の鞍上の名前を出して笑みを浮かべた。

　この日の“お目当て”は来週の青葉賞に出走するダノンマジェスティ（牡３＝音無）。初コンビだった前走（大寒桜賞１着）の前にも調教でコンタクトを取っていたが、中間も絆を深めている。「前走よりハミ受けが良くなった」と好感触。前走について「最後の伸びは、さすがという感じ。次はもっと乗りやすいと思う」と手応えを口にした。

　今週のフローラＳはウスベニノキミに騎乗予定。フラワーＣ（４着）に続くコンビで「力はある。前走も直線は勝つと思ったぐらい」と抽選対象ながら期待十分。鞍上は過去１０年で当レース４勝。それを伝えると「えっ？そんなに勝っているんだっけ」と驚きながら「相性のいいレースやね」とやる気に満ちていた。