【フィリーズR】リバティハイツが接戦制し重賞初制覇!「強い内容」で桜の女王に名乗り

[ 2018年3月11日 16:07 ]

<阪神11R・報知杯フィリーズレビュー>北村友を背に接戦を制し、桜花賞への優先出走権を得たリバティハイツ
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 3歳牝馬クラシック第1弾・桜花賞のステップレース「第52回フィリーズレビュー」(G2、芝1400メートル)が11日、阪神競馬場11Rで行われ、北村友一騎手騎乗の8番人気リバティハイツ(牝3=高野厩舎)が優勝した。未勝利戦以来の2勝目で重賞初制覇となった。

 中団から競馬を進めたリバティハイツ。直線では馬群の間を突いて末脚を伸ばし、6着まで0・2秒差となったゴール前の大接戦をわずかに制した。勝ちタイムは1分21秒5(良)。半馬身差の2着には2番人気アンコールプリュ、さらに首差の3着には5番人気デルニエオールが入った。

 勝ったリバティハイツは父キングカメハメハ、母ドバウィハイツという血統。デビュー2戦目で初勝利を挙げ、続く前走の500万下でも2着と好走していた。重賞は初挑戦で初勝利を挙げ、桜の女王に名乗りを挙げた。通算戦績は4戦2勝。

 ▼北村友の話 いい脚でした。未勝利を勝って抽選を突破して、なんとか桜花賞の権利を取れればいいなというつもりで乗っていましたけど、馬が成長してくれていて、思っていたよりも強い内容でした。乗りやすいイメージだったんですけど、きょうはいい意味で前進気性があって、(持ち味は)素直なところです。

◆4着=アンヴァル(藤岡佑)初めてモマれる形になって追い出しを待たされた。うまくさばけていれば突き抜けていたかも。

 ◆5着=ギンコイエレジー(古川)未勝利を勝ったばかりなのによく頑張った。レースが上手。

 ◆6着=アルモニカ(川田)精いっぱい、頑張ってくれました。

 ◆7着=レッドシャーロット(横山典)カラ馬の影響は大。落ちなくて良かった。最後はイイ脚で伸びている。

 ◆8着=ビリーバー(杉原)4角と直線ではさまれたけど、差のないところまできている。

 ◆9着=ナディア(鮫島駿)折り合いはスムーズ。今後は良くなっていきそうな感じがする。 

 ◆10着=モルトアレグロ(田辺)スタートが決まって無理せず2番手へいけた。なのにこの着順は、ちょっとわからない。

 ◆11着=ラブカンプー(松山)いいスピードがあるけど外枠の分、ハナにいくのがしんどかった。 

 ◆12着=アリア(沖師)道中で内に入れようとしたが、カラ馬がいて外へ張られたようだ。 

 ◆14着=イサチルルンルン(国分恭)スタート直後に他馬にブツけられてひるんだ。

 ◆15着=コーディエライト(和田)全然、ハミをとっていない。

 ◆16着=メイショウコゴミ(秋山)さすがに厳しかった。

 ◆17着=スウォナーレ(大山)道中は付いていけた。

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2018年3月11日のニュース