【万哲の乱 特別編】11日中山11R 桜の秘密兵器!?好時計のハーレムライン

[ 2018年3月11日 08:00 ]

 速い時計を出せる馬が必ずしも強いと限らないが、弱い馬が「数字」を出せないのもまた事実。中山11R・アネモネS(桜花賞トライアル)の◎ハーレムラインのここ2戦の勝ち方はちょっとした衝撃。特に2走前の3歳中山未勝利戦(芝1600メートル)。好位3番手からあっさり抜けて「1分33秒9」は速い。同じ日に行われた3歳重賞フェアリーSの勝ち時計(1分34秒6=勝ち馬プリモシーン)を軽〜く上回っている。続く500万下(東京)を難なく突破したのも当然だろう。昨夏8月の新潟新馬戦(4着)は10番人気でひっそりデビューしたが、使うごとに強くなっている。再び好時計Vの中山マイルに戻る。ここも勝ち上がって桜花賞切符奪取なら、関東の“桜の秘密兵器”に大浮上だ。

 《もうひと押し》中山10R・東風Sは◎タイセイサミットが妙味。前走・小倉大賞典(10着)は4コーナー手前から動き、直線で一度は先頭に躍り出る場面。最後は失速したが、見せ場はつくった。渋り気味の馬場はOKのダイワメジャー産駒。前走で果敢に動いたことがカンフル剤になるようなら、久々の激走も。

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2018年3月11日のニュース