【細原・騎手で獲る 特別編】13日小倉11R 脚抜きいい馬場で先行力全開のテルペリオン

[ 2018年2月13日 08:00 ]

 渋れば渋るほど持ち味が生きてくる。難解ハンデ戦の小倉11Rはテルペリオンに◎。先行競馬に定評のある松若とのコンビで5戦2勝2着1回の良績。「大きい馬だが自分のリズムで走れればしぶとい」と鞍上が話すように、スピードが生きる馬場で素質が開花した。初勝利は小回り福島で5馬身差V。続く2勝目も小倉の当舞台で2馬身半差の快勝劇。上がりの速い勝負は分が悪いが、後続を引き離すほどの逃げを打てば、とにかく粘り強い。昇級初戦だった2走前も骨っぽい相手に4着。前走もマイネルオフィールの2着に敗れたが、勝ち馬はその後のオープン(アルデバランS)で4着と好走。これまでの実績を考えれば、ここでの能力は抜けた存在だ。スピードが生きる小回りの雨馬場は絶好の条件。内寄りの好枠から押し切りVだ。

 相手が難解。前残りの馬場だが、◎のスピードに他の先行勢が対抗すれば崩れる可能性大。狙いは一列後ろで脚をためられる差し馬だ。ショートストーリー、アスターゴールド、ベストセラーアスク、カラクプアが本線。サンライズウィズ、ヴォカツィオーネ、キーグラウンドを押さえる。馬券は馬単・馬連で。

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2018年2月13日のニュース