【AJC杯】アクター しぶとく併入13秒6“中山の主役”上々

[ 2018年1月18日 05:30 ]

吉田隼を背に併せで追い切るゴールドアクター(左)
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 昨年6月宝塚記念2着以来のゴールドアクターがWコースで意欲的な最終メニュー。吉田隼(レースは武豊)を背に、調教駆けするリヴェルディ(4歳1000万)を4馬身追走して直線は内へ。外で馬なりのパートナーに対し、手応えこそ劣ったが、手綱を押してしぶとく併入。6F79秒8〜1F13秒6(強め)。スパッとはじけなかったが、6F全体時計は上々。中川師は「年齢的なものか、若い頃のように自分からカーッとは行かない。ズブくなっている。でも追うごとにちょっとずつ良くなってますね」と合格点を与えた。

 中山は15年有馬記念など重賞3勝と好相性。新コンビ武豊を迎え“叩き台”の雰囲気は全くない。指揮官は「何度か同じレースで走っているので(ジョッキーも)この馬のことは分かってくれていると思う。中山はコース的にいい。実戦に行けば、変わる馬だから」と全幅の信頼を寄せる。今後は大阪杯(4月1日、阪神)→宝塚記念(6月24日、同)とG1を転戦予定。関東屈指の実力派として、譲れない始動戦だ。

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2018年1月18日のニュース