【東海S】木幡巧×プリンスダム、再度好機生かす「一発狙う」

[ 2018年1月18日 05:30 ]

坂路を併せで追い切るローズプリンスダム(右)
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 【東西ドキュメント・美浦=17日】東海Sに出走するローズプリンスダムの最終追いは坂路。4F51秒9の好時計でラーナアズーラと併入した。動きを見届けた浜田は、手綱を取っていた木幡巧を直撃。「具合はいいですね。脚を伸ばしていく際の感じが凄くよかった。勝たせてもらった(レパードS)時の雰囲気に戻っています」。好感触を伝え、さらに続けた。「今回は先生(畠山師)のプッシュもあって、再びチャンスをもらえた。一発狙って乗りたいです」

 昨夏のレパードSで自身初の重賞Vを飾った思い入れのある相棒。G1の前走は戸崎に手綱を譲ったが、G2舞台でコンビ再結成。畠山師に木幡巧のコメントを伝えると「私の力ではないよ」と謙遜したが「レパードSは木幡君のファインプレーで勝てた。強い相手が集まるところにぶつけていくのは、馬にとっても人にとってもいい経験になると思う」と穏やかな表情。デビュー3年目の若武者を見守る“親心”と、それに応えようと意気込む鞍上。競馬への情熱と愛情が垣間見えた。

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2018年1月18日のニュース