【京都金杯】先手取れれば…ダノンメジャー 橋口師が“色気”

[ 2018年1月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=3日】11年のシルポート、15年のウインフルブルームと、京都金杯では面白いように逃げ切りが決まる。前年秋の京都開催後半戦で使われなかったAコース開催ゆえに、芝の奇麗な部分を走れる逃げ馬が有利なのだ。今年のハナはウインガニオン…そう思い込んでいた岡崎に刺激的なコメントを寄せたのはダノンメジャーの橋口師。「枠にもよるけれど」と前置きした上で“色気”を見せた。

 「行けたら、行くんじゃないかな。内枠なら間違いなく行くと思います」

 3走前の小倉日経オープンこそ、離れた2番手からの押し切りだったが、その1戦を除いた古馬になってからの4勝中3勝は逃げ切り。ベストの形ははっきりしている。

 「マイルCSも内を通った馬がみんな駄目だった中で、そんなに負けてはいない。今回の方が条件はいいし、メンバー的にもチャンスだと思います」

 最終追いはCWコース3頭併せの真ん中に突っ込んで上々の動き。「あまり調子の波がない馬。変わらずいい感じですよ」とトレーナー。先手争いを制するようなら、まんまと押し切るシーンがありそうだ。

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2018年1月4日のニュース