【報知オールスターC】ドムス完全復活、直線抜け出し重賞連勝

[ 2018年1月4日 05:30 ]

報知オールスターCで重賞V2を決めたディアドムス。
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 18年南関東最初の重賞「第54回報知オールスターC」が3日、川崎11Rで行われ、1番人気ディアドムスが直線抜け出して重賞連勝、同4勝目を挙げた。

 14年川崎での全日本2歳優駿でG1制覇を飾った実力馬が完全復活を果たした。向正面では他馬にマークされ、5番手の内に押し込められる苦しい形。しかし名古屋の名手・岡部は冷静だった。3〜4角でゴーサインを出すとパートナーは一気に加速。直線外を豪快に伸びた。「ヒヤヒヤしたけど4角で肩ムチを入れたらギアを上げてくれた。プレッシャーをはねのけて勝つことができてうれしい」とホッとひと息。昨年9月にJRAから大井・森下厩舎に転入。いずれも重賞を使われ6、2、1、1着と立ち直った。

 この勝利で交流G1川崎記念(31日)の出走権を手にしたが「いきなりG1では…。今後はオーナーと相談して」と見事な手腕を見せた37歳の若き指揮官は言葉を濁した。南関東で復活ののろしを上げたG1馬の18年反撃ロードは注目だ。

 ◆ディアドムス 父ジャングルポケット 母マイネランデブー(母の父アグネスデジタル) 牡6歳 大井・森下淳平厩舎 馬主・高樽秀夫氏 生産者・北海道新冠町ビッグレッドファーム 戦績24戦6勝(南関東6戦3勝、海外1戦0勝) 総獲得賞金1億1907万6000円。

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